ケアマネが抱えやすいストレス
12/05/2016
ケアマネージャーという仕事は、介護職と利用者との間に立って介護プランを立てたり、膨大な書類を作成することになります。直接介護に関わるわけではないので体力的な疲労は少ないとされていますが、その分精神的な疲労やストレスは大きいです。介護を受ける人とその家族との調和を保つことが難しい、介護職にあたる職員との人間関係に疲れるといった声は多く聞かれるものです。また、法律上必要とする書類が多く、その作成方法を覚えることがストレスに感じる人も多いものです。さらに、営業のように病院などを回って仕事を確保する必要がある場合には、その業務が苦痛に感じるケースも多いようです。(ケアマネージャーの仕事内容と抱えやすいストレスについては⇒こちら)
一方で、ケアマネージャーという仕事にやりがいを感じる人もいます。何よりも、作成した介護プランに対して喜ばれることがあれば、仕事に対する満足感を得られるという人もいます。人と関わる仕事が好きな場合には、頑張った分だけやりがいを感じることができるでしょう。さらに、書類作成などの事務職に抵抗を感じない人であれば、業務の半分は書類作成にあたることになり体力的な消耗が無いので、ストレスを感じにくいでしょう。書類作成も、時間をかけて効率的な方法をマスターすれば、作業自体に苦労することは無くなります。あとは、介護を必要とする利用者に喜んでもらえるようなプランをいかにして提示できるか、その工夫をすることにやりがいを感じるケースも多いものです。
ケアマネージャーという仕事も、見方によっては満足感の高い業務となるわけです。
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